エイドリアン・ブローナーVSショーン・ポーターへの思い

この試合が行われる手前に、僕はキックボクサーの板橋寛選手にインタビューをしていた。

板橋寛選手とのインタビューは、キックボクシングのインタビューとは思えないボクシング談義でした^_^

その時に、板橋選手より質問されました。
「エイドリアン・ブローナーVSショーン・ポーターって、どう予想しますか?」と。
僕は、この時に伝えたのは

「ポーターが勝つんじゃないでしょうか。

ブローナーは、メイウェザーと違ってスラッガー思考が高すぎます。

メイウェザーやリゴンドーと、ブローナーの違いは、ブローナーは足を使ったボクシングがそんなに出来ません。

腰を落としたスタンスの広い構えでのゲームメイク一辺倒です。

マイダナ戦が好例です。

対戦相手の質、

ゲームメイクする上での時間帯によって、

滑らかなアウトボクシングが出来れば別ですけど、多分しないですし出来ない。

ポーターとかプロポドニコフと戦ったらダメですね」

こんな事を伝えさせて頂きました。

板橋選手も、言ってました。
「あのスタンスのままに、上手く捌くのは出来ないから厳しいですよね」

そんな感じに板橋選手も言ってた記憶がある。
階級の壁も感じてきだしたブローナー。

最初にカウンターをバチンと決めてから、

ポーターの心情に迷いを与えてから、

ポーターの動きを少なくさせれば!

そして前への推進力を落とせば!

突進する気概を失わせてから!!

その上で、クールにボックスするように距離を取る時間と上手く混ぜながら、クリンチワークも混ぜる事が出来れば、勝機はみえてくる。
、、、というのが、イメージ出来なかった。

ポーター相手にやり切れる風には見えなかった。

前にも書いてると思いますけど、
ブローナーには、

対戦相手を崩すようなリードジャブが単発で少ない。(ボディへのジャブとかも打ったりして散らす部分とかはある)

このやり方は、無駄に自身の見切りの良さ・防御感の自信による意識が働いていると思う。

それが、ディフェンス方法でもブロッキングとスウェーがメインだ。

フットワークを使うという意識が欠落している。

そして、迎撃のカウンターで止めるというやり方。

ブローナーは、もちろんセンスはある。

でも、攻防分離傾向が顕著な選手。

このどっしりとスタンスを広めに取った単発のカウンタースタイル。

Sフェザーあたりにいた時は、規格外の破壊力だったのだと思うが、急激にウェルター級に来たのだ。

単発では止められない。

そこから踏み込んで来た時のディフェンス方法は、さっきも書いたが、

最近は突っ立った状態で覗き見のようなやり方で、省エネを助長させている。

ゲームを作っていく作業、

位置取りなどを考慮された、

緻密なボクシングをしていないのです。
だから、ショーン・ポーターが勝つと見てました。
でも、ポーターって、そこまで良い選手だろうか??

僕の目線から感じたのはメイウェザーには勝てる要素は極めて薄い。
ファイターのポーター的な言い方をするが、ポーターはボクサーファイターです。

正対しないフォームの良さから、リードジャブ→リードフックとサークリングしつつ、時折飛び込んでフックを振るって右に繋いでいく、
体格・フィジカル・そして飛び込むスピードも良い。

そして、そこまでの左のダブルや飛び込みながら、まだ左を突く戦いの姿勢も良い。

パワーパンチも、もちろんある。

今までの過去の試合でも、そういう結果を見せてきた。

だけど、、、そんなに回転力は感じない。
右のパンチへの繋がりが美しくない。

これがポーターの長所でもあるのかもしれないが、変に予備動作も大きい。

フォロースルーが効いてるので、ダメージには直結するパンチになるが、

あれがメイウェザーに当たるのか??
メイウェザーなら、足で捌いて終わりになるだろうし、

右を打つまでに距離を作られてしまうから、

右まで繋いでいける回数も少なくなると予想します。
そう考えると、メイウェザーに似たスタイルだと言われるブローナー。

確かに似ている部分はあるが、足りない点は、まだまだある。
ブローナーがやった事は、後ろに重心を置きながら、まっすぐ下がりながらカウンターの誘い水を晒しながら、パチンと合わせてクリンチワークという事を選ぶという事だったが、それだけで止まらなかったポーターに対して縦ガードの時間帯が多くポイントを献上してしまった。

試合展開を推測し展開を紐解く頭脳、

その頭脳を活かしたゲームメイク力、

対戦相手によっては披露するアウトボックスする足さばき、

らが揃ってこそ、メイウェザーだ。

でも、最後に見せたブローナーの左フックのカウンターブロー。

綺麗だった。

あれを序盤に決めていれば、ポーターは躊躇して時間を無駄に過ごさせただろうと言う声はあるのだろうか??
残念ながら、あれを序盤では決めれないのが、ポーターのフィジカルだ。

まあ、負けるべくして負けた。

以前、アメブロでも書いていたと思うが、

マティセを含めて、この階級で勝ち続けるのはブローナーには難しいと思う。

けど、ここから階級を落とすのも難しいだろう。

どうするのか。

このセンスを持ってしても、終わった選手と言われかねないのがアメリカのボクシング事情だ。

これが好きだ。

やはりボクシングは、こうじゃないといけない!!

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