キコ・マルチネスVSカール・フランプトンPart2

距離を保ちながら、左を出しているフランプトン。飛び込む所を選んでいるようなマルチネスが右を牽制。

迎え撃って、フランプトンは右アッパーから左フックと振るうが、

マルチネスはウィービングでかわす!
そこへ得意の左フックをぶちかましに飛び込んでいったがクリーンヒットせず、

その左腕の上から、見事に被せたカウンターを見舞ってダウンを取った!!
美しい!!

 

エラー
この動画は存在しません。
 正に、サイエンスとバイオレンスの融合と言える最高の局面だ!!
立ち上がったマルチネスは、両の拳を叩いて己を鼓舞する!

「やってくれたな!おらっ!」

そして、ラウンドが終了する時に、また両の拳を叩いてみせる!

 
この時のフランプトンのクレバーな所作。

このコントラストが、本当に絵になる。

 
6R。

強引に行って、テクニシャンを粉砕してきたマルチネス。

でも、頭をつけて密着した所に行きたいのだが、

フランプトンが上体の揺さぶりと身体の捌きの良さで、ことごとく距離を守る。
フランプトンのパンチが、もっと非力なら、

マルチネスは肝っ玉も据わっているので、もっといけるのだろう。

フランプトンは、

立体的なコンビネーションも、

ステップワークも、

クリンチワークも、

兼ね備えている。

自分のリズムを守って戦える。



7R

こうやって見ると、フランプトンはリーチが短い。

だから、クロスレンジの回転でもマルチネスに負けないのもあるのだなと感じる。

マルチネスは、潜っていくタイプなので低いはずだが、それよりも時折低くなって飛び込んでクリンチへも選んで行ける。
ヨーロッパのジャッカル、、、フランプトン。
彼に勝てるのは、彼よりリーチの長くてスピードで上回るアウトボクサーなら、どうだろうか???

うーん、、、分からない。

とにかく、上手い!!
8R。

ちょっとフランプトンは疲れたのか?

足が止まりがちになってきたので、被弾する場面が出てきた。

マルチネスのペースになりつつある。

詰め過ぎたら、飛び込んできてクリンチもあるし、中途半端だとカウンターをもらう。

自分のプレッシャーをかけて頑張っていくしかない。
マルチネスにとって、すごく難しすぎる試合だ。

よく追っているのだが。
9R。

マルチネス、、、もう死に物狂いのプレッシャーだ!

フランプトンは、左右へのステップで対応しているがロープを背負う形になる。

その形をキープし、我慢比べをしようとするのがマルチネス!

ファイターの生きる道だ!!
だが、フェイントを混ぜたステップワークで捌ききった。

でも、マルチネスは諦めない。
10R。

この段階に来ても、マルチネスは頭の振りはきちんと行う。

愚直だ。

そして、パンチをもらいながら潜っていく。

ここでフランプトンは、足を止める事を選ぶ。

“下がってはいけない!!”

こういう局面なのだろう。

お互いの選手が自分の鼓舞しあっている。
そんな中で、ラウンド終了のゴングが鳴る。

マルチネスとフランプトンは目を合わせる。

マルチネスは頷きながら己の左拳を、

去り行こうとするフランプトンの左拳をコツンと合わせて、コーナーへ向かう。

 
ようやく、マルチネスのラウンドゲットだ!!
いやー、かっこいい!!
11R。

マルチネスは、左フックを飛び込んで当てる!

でも、追撃はもらわないようにするフランプトンの足捌きとクリンチ!

詰めた所にリードジャブに合わせて、右を決めたのがマルチネス。

だが、フランプトンは右のカウンターを決めた!

ここで、回転の速いコンビネーションを集める!

マルチネスは、揺るぎない決意で倒れない!!

効いた素振りも見せない。

前回の敗戦の屈辱、、、
王者のプライド、、、
とかいう話じゃない。
「カール!テメェには、絶対に負けねぇ!!」
これだけなのだと思う。


そして最終12R。
お互いの検討を讃え合うように、開始前に抱き合う。

 
フランプトンは、

「あんた、スゲエよ。

王者なのに、北アイルランドの敵地にまで乗り込んで来てくれて。

でも、そのアンタのプライドを引き継いで、オレが戦う王者として君臨していってやるよ!」



マルチネスは、

「お前は、やっぱり強ぇわ。

でもなあ、オレにはお前みたいなスマートなボクシングが出来ないけどなー、

俺にしかないボクシングがあるからよ!

お前のボクシングを貫けよ、

その上で叩きつけてやるよ!

絶対に食らわしてやるからな!!」



そんな心の声が聞こえてくるような最高のシーンだ。
カウンターをもらう覚悟で、仕掛けようとするマルチネスに右を決めるのがフランプトン!

 そして、連打を叩き込んで、ついにロープ際で集められてしまうのがマルチネスだが、、、諦めない。

そんな目を見て、また距離を取る。

気持ち良い試合という感じになっても、

勝負師として気概は失わない。

素晴らしい試合だ!!
試合は、文句の無い名勝負だ。

これを何故、じっくり見てなかったのか??
この観客の声援を背に受け、

鼓舞されて、

とんでもない試合を見せつけた。
ニュー・チャンピオンのカール・フランプトン。

やっぱり、世界のボクシングは面白い!

当たったもん勝ちみたいな試合にならずに、熱い試合を見せつける。

KO=面白い試合では無い。
フランプトン、、、スコット・クイッグといつ交えるのか。

クイッグは強いが、僕はフランプトンを推したい。

減量苦の問題が気になるが、、、。

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