キコ・マルチネスVSカール・フランプトンPart1

僕は、しばらくエキサイトマッチを見れません。
なので、過去の録画をしているものを見直してるわけです。
それをようやく、見直していこうと思ってます。
それで、手をつけたのが、、、

キコ・マルチネスVSカール・フランプトン

 キコ・マルチネスにとって、リベンジマッチだ。

でも、この再戦もカール・フランプトンが勝ったという事は知っている。
戦力的に見ても、圧倒的にフランプトンが有利に想像できていた試合だ。

キコ・マルチネス、、、この選手、もちろんパンチもそれなりにあるかもしれないが、

キコ・マルチネスの武器は馬力と突進力。

ただ、それだけで前に向かってくるだけの選手だったら、ここまでの選手になれてない。
キコは、スピードがあるわけでは無いかわりに、
勤勉に頭を振って的を絞らせないように努めている。
身体を振って、フックとアッパーを叩きつけてくるので、体重も乗ったいいパンチを打つ。
ボディを叩く事も忘れない、好戦的なファイターだ。
大きなオーバーハンドも緩急をつける意外性の一撃として使っている点も良しとしているのですが、
キコは、そんなに眼は良くない。
スピード感のあるパパパッというコンビは面倒くさいのではなく、

対応出来てない感じでもらう選手だ

だから、相手をコーナーやロープに詰めてからが彼の土俵だ。
フランプトンが、その状況に陥るのか?
どのように陥れる策を持ってきているのか?
それが、テーマの試合でしたよね^_^

普通に考えると、難しい。
フランプトンは、正にコンプリート・ファイター。

綺麗な足で、距離を取って捌く事も出来、
接近戦を望んできても、
パパパッとスピーディな回転を見せて、
サッとバックステップして危険地帯から逃れるクレバーさ、

そういう勝負勘、見極めの良さを持っているのがフランプトン。

リング中央をキープして戦えるだけのスタミナとハートは、十二分に携えている。

足を変に止めて、
パンチを上体の動きだけでかわしながら、
「打たれたか!なにくそっ!!」

なんていう、

打ち合い上等だー!!

という気持ちに流される事は無いタイプだ。
それだけ自分のボクシング、
自分のボクシング道とは何か?
を考えている男に見えるのがフランプトン。

ーーーーーーーーーー

足を変に止めて、
パンチを上体の動きだけでかわしながら、

「打たれたか!なにくそっ!!」
ーーーーーーーーーー
になったら、どうなるか?
ボディを叩かれて、

身体ごと飛び込んできて、相撲勝負されて押し込まれて、
下を叩いた後に、上へ打ってきてもらうというリスクがある。

自分を律して戦えるか、だ。
ーーーーーーーーーー
では、試合を見てみます。

やっぱり、キコ・マルチネスは自分を突き通すという構えで、いきなり仕掛けた。
開始10秒、距離を取ったところから、ヘッドムーブから飛び込んで左ボディ→右のオーバーハンドを選ぶ!!

フランプトンは冷静に、ボディはバックステップし、
右のオーバーハンドは想定済みだと言わんばかりに左へのサイドステップでかわした。

その後、フランプトンはじっくり見て、内側を貫くワンツーを当てていく。

やっぱりマルチネスは、スピード感のあるパンチは対応難だ。
そして、リング中央を保って、距離を保って牽制していく。
フランプトン、上手い!!

同じ距離を守る!
スタイルは違うが、リゴンドー同様のクレバーさを感じる。
2Rになって、フランプトンのリードジャブは、うるさくなっていく。
クロスレンジになっても、上手く身体を沈めて、

頭を更に低くして脇に頭を突っ込みクリンチの形に持っていく。
足腰の強さも相当だ、バランスが崩れない。
3Rになって、上下に断続的なコンビネーションを放つフランプトン。
それで一旦、間が空いたらキコ・マルチネスの出鼻をジャブで突く。
サークリングをしている時も、落ち着いているのだろう。
リズムが一定の形になる事がない。

4R。
そろそろラチが明かない!
と思って、マルチネスが出れるかと思ったら、出させないのがフランプトン。
5R。キコ・マルチネスは仕掛けた。
強引に仕掛けたが、まともに当たらないで捌いていくフランプトンは足を滑らせる。
そこへ追撃をしてしまうマルチネス。

エラー
この動画は存在しません。
 アウェイで王者のマルチネスが、いきり立ってなのか?
思わず手が出たのか?
というところだが、マルチネスはファイターだ。

これこそが、己の突き進んできた勝負師としての意地なのか、、、。

僕は、こういうのも格闘技の妙だと思うし、味わい深さだと感じる。
アウェイの北アイルランドの観客は、良い感じでヒートアップする。
実際、ここからマルチネスは少しノリが良くなってきてるように見えた。

でも、決してロープにはつまらないフランプトンは狙っていた!

距離を保ちながら、左を出しているフランプトン。
飛び込む所を選んでいるようなマルチネスが右を牽制。
迎え撃って、フランプトンは右アッパーから左フックと振るうが、
マルチネスはウィービングでかわす!

そこへ得意の左フックをぶちかましに飛び込んでいったがクリーンヒットせず、
その左腕の上から、見事に被せたカウンターを見舞ってダウンを取った!!

エラー
この動画は存在しません。
 美しい!!

正に、サイエンスとバイオレンスの融合と言える最高の局面だ!!

立ち上がったマルチネスは、両の拳を叩いて己を鼓舞する!
「やってくれたな!おらっ!」

そして、ラウンドが終了する時に、また両の拳を叩いてみせる!

この時のフランプトンのクレバーな所作。

このコントラストが、本当に絵になる。

明日に続く

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