ヤスユキ✖︎大月晴明Part2

 

大月晴明とフェイントの掛け合い、

せめぎ合いをしてても、微塵ともしない所作に大月晴明は手詰まりになっていく。
「大月、頑張れ!」

と思った自分がいた。
年齢は大月選手の方が近く、思い入れもあるから気持ちは揺らぐ。
試合をしてる時間、ヤスユキの良い右ストレートを貰うたびに嬉しそうな笑顔をこぼしていた大月晴明。
僕の結末の予想に近づいていってるようだった。

僕の は、ヤスユキの右ストレートのカウンターだと見ていた。

大月晴明は、意外な攻撃をする。

だからヤスユキの左ミドルを右腕で受け止めて、

その右腕でパンチをリターンするという事をやろうとする。

それは、間が起きる勇気の必要な攻撃だ。
で、ヤスユキは計画通りと言わんばかりに決める。

これを想定していたが、

決めたのは、右ハイキックだった。
ハイキック、、、。

  
でも、これも感慨深いものがある。

ヤスユキ選手は左ミドル、左ハイキックをNKB時代の得意技として振るっていた。
ヤスユキの入場曲は、NKBを意識したものだった。

そこでハイキック!
これが、大月晴明が一目惚れしたヤスユキを、味わったわけだ。

ヤスユキが語る、今までの最強の相手、富原誠戦。

富原誠さんは、ヤスユキのハイキックで勝つと思うと語っていた事も思い出す。
大月晴明は立ち上がる。
でも、もう大月晴明の武器は残されてなかった。

大月晴明は、上体を下げて、狙っていたのはボディからの顔面だったのだろうか。

キックボクシングでは、ダッキングは御法度に近い。

膝が待っているからだ。

でも、大月晴明はトリッキーなボクシングスタイルで、のし上がってきた。
それに託した。
でも、そこでヤスユキは下がらない。

ヤスユキは、前に出るタイプであり勇気のある選手だ。

覚悟を、試合の中で見せる。
大月晴明のパンチ、、、恐るるに足らず。
と言わんばかりの膝だった。

  すごい角度で決まった大月晴明は、

大の字で天井を見上げて倒れた。

  
大月晴明が、復帰した時に言っていた、板橋寛と戦った後に語った言葉を思い出す。


「今の若い選手は、スピードも技術もフィジカルもすごいと思う。

でも、小林聡さんや山本元気さんのような殺気のある選手がいない。

僕が殺気のある試合を見せます」



「若い選手に、ぶっ倒されて引退するのが俺の夢」

後楽園ホールで、リングに大の字で寝て、天井を見上げる。

“あー、おれはここで10何年間、頑張ってこれた。

やっぱり、おれが見込んだ男はつえーわ。

ヤスユキで良かった”

その全ての希望が叶った瞬間だった。
気のせいではなく、ヤスユキ選手は膝を決めた後に、

2秒くらい大月晴明を見下ろし、じっと立っていた。

それが僕には、長く感じた。
そして我に返って、ニュートラルコーナーに行くと、タオル投入された。
そして、コーナーに登って両手を広げて勝者として見栄を切ってみせる。

そして、久しぶりの間宮会長と例のポーズをしてみせた!
流行ってくれるかなー???
そして、大月晴明陣営に向かい、

御礼を言いに行き、大月晴明とヤスユキはリング中央で肩を組んで互いをたたえた。
そして、敗者は誇らしく楽しそうに帰っていく。

その姿を僕は見ていないが、きっと蘇我英樹と同様の言葉を呟きながら帰ったんじゃないだろうか。

「ちっくしょー」と何度も笑顔で。

  
その背中を眺めつつ、ヤスユキはマイクを握る。


「キックボクサー、、、大月晴明を、、殺しました。

次は、、町田光!」
こう言ったはずだ。

僕は、この試合の前日のブログで書いたはずだ。


この日の勝者は、きっと相手を褒めちぎったりしないだろう。

そして、先を見据えた言葉を語るだろう、、、と。
まさに、その通りだった。
褒めちぎられても惨めになるだけ。

あのマイクの言葉こそが、大月晴明への最高の餞(はなむけ)であり、

本当の武士道なんだと思ったんです。

その通りに、言ってしまうのがヤスユキの人間性なのだ。
それと、町田光の名前を発した時に驚いた。

僕は、町田光へのメッセージは、この日も拳を合わせながら送っていた。

あの日の拳の合わせ方は、ゴンカクでのヤスユキ選手と大月晴明選手の拳の合わせ方を真似ました。

  それも、瞬間的に咄嗟(とっさ)に浮かびました。
僕は、もうかなり前の話になる。

ヤスユキ、町田光、大岡の三人で食事をしようとしていました。

了承はして下さっていたので、いつになるのかと考えていました。

僕は「ヤスユキVS町田光」の第1戦を直で目の前で見ていない事を今も悔やんでいる。
確か、ゴンカクでの大月晴明とヤスユキの対談で語っていた言葉がある。

大月晴明さんは、「戦いに憎しみを入れるのは無駄な事。

本当に素晴らしい戦いは、究極の戦いはお互いに尊敬しあって殺しあう事」と。
ヤスユキ選手は、「お互いを知った上で戦うことは大事です。

僕は自分の事を知ってもらいたいし、相手を少しでも知っておきたい」

と。

 
僕は、ヤスユキVS町田光のリターンマッチは、お互いを知った上で、やってもらおうと思っていたんです。
でも、もうお互いに尊敬しあい理解をしているようだった。

町田光が「鈴木博昭選手と戦いたい」とコメントを出した翌日に、ヤスユキ選手に質問した時に、

「僕を意識してくれているんだと思います」

と言っていた。

僕もそう思ったし、そうだった。
必然的な運命、、、天命だと思った。
僕は、ヤスユキ選手との雑談を元に、以前のブログで書いた
“ヤスユキ・心の名勝負10選”
あのメールをした時に、最後に聞いた。

「もし、心の名勝負10選を他に聞いてほしいとしたら、誰ですか??」

と。

すると、ヤスユキ選手は

「町田光ですね」とメールが返ってきた。

もっと知りたいのだろう。
なので僕は、町田光・心の名勝負10選も今聞いているところだ。
こんな形でも、お互いを理解し合う形を取れればと思っている。

そしてファンも理解して、楽しんでもらいたい。

これが彼ら二人の物語であり、プロフェッショナルな姿勢だ。

  

ヤスユキVS大月晴明の実現の、表のMVPは文句なく大月晴明さんだ!!
でも、影のMVPは大島健太氏だ!!と、僕は思っている。
僕は、そこまでの力は無い。

そういう部分も感じたので、、、僕は少しでもヤスユキVS町田光を盛り上げていければと思っている。
僕の心の名勝負10選に、大月晴明VSヤスユキを入れたい。
大月晴明さん、、、本当に素晴らしい試合を見せて頂き、ありがとうございました。

SHIGERU選手、、、富原誠戦のDVDを返すために僕の元に走って来てくれて事。嬉しかったです。そして、ヤスユキ選手の心の折れた所作を語っていたのが印象深い。花田選手は強い!だが、期待しています!

駿太選手、、、幸せそうにリングで眺めていた。復帰するのが楽しみだ!

間宮会長、、、僕の勝手な行動にも、何も不満の声を言わず、見ていてくださったこと感謝致します。
宮越慶二郎選手、、、いつかヤスユキの目の前に現れるだろう。個人的に、現時点でヤスユキを脅かす一番の選手はあなたです。
町田光選手、、、ナーカーに勝ってくれ!!いや、必ず勝つだろう!!
そして、ヤスユキ選手、、、お見事でした。

それ以外の言葉は見つからない。
大月晴明攻略法の参考資料は、

ナジーム・ハメドの唯一の敗戦、

“ベビーフェイス・アサシン(童顔の暗殺者)

“・マルコ・アントニオ・バレラ戦だったようだ。
以前の「ヤスユキ・心の名勝負10選」の中にも少し話が出た試合だ。

僕のブログには、ちょこちょことヒントが散りばめています。

そうやって読んでもらえれば嬉しい。
書き出したらキリがない。

また今度、この試合については、内容を細かく書いてもいいかな?
格闘技ファンの皆さんは、是非ナジーム・ハメドVSマルコ・アントニオ・バレラをもう一度見て、考察してもらいたい。
「後の先」とは何か???を考える一戦だ。

  

  このツーショットの向こう側に、友達Hと友達Yが映っている。

それも嬉しい。
あと、、、もっと将来に書こうかな?
ヤスユキの語る高田延彦VS田村潔司。

色んなストーリーがある。

その向こう側にあるものを少しずつ提供できればと僕は思ってます。

僕は、打倒・大島健太さんですから^_^
それは、嘘です(^^;;

では、これからはボクシングについて、また書いていくぞ!!

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