マクドネルVS亀田和毅。つまらないけど、面白い!!

ジェイミー・マクドネルvs亀田和毅のリターンマッチを見た感想。

もう何度か書いてきましたが、亀田和毅ならず他の選手も含め、

亀田一家の選手達の長所は、自己をよく捉えて分析をできている点。

その上で、対戦相手との力量を図った上でのゲームメイクを選んで行ける意思。

なにより、その冷静さというものを僕は評価している。
その中でも、亀田和毅はボクシングの基礎技術もしっかりしているように映る。
このあたりが、赤穂亮とは差がある。
例えば、自分にとってやりやすい、与し易い対戦相手を考えるとしよう。
赤穂亮なら、与し易い=ガンガン行くわけだ。
よく考えなければいけない!
与し易い=相手にとっても、そうなのだ。
そういう事を念頭に置かなければならない。
そのあたりが、僕の目から見ると甘い。
それに比べて、亀田和毅はクレバーだ。
勝利至上主義の意味を理解しているように映る。
亀田和毅の印象は、
フットワークのスピードの良さ。
ハンドスピードもまあ良い。
ガードも下りず、「とりあえず上げてます」というブロッキングでは無い。
それ故に選ぶスタイルは、攻防分離型となる。
つまらないかもしれないが、これも自分を理解した戦術だ。
あと、身体の当たりで負けない印象が強いし、パンチを振るってからのバランスも良い。

フォロースルーを効かさなくしている。
身体が崩れる事のリスクをよく理解している。 
で、選ぶスタイルは具体的に書くと、どうなるのか??
パンチの届かない位置で、牽制しながらフットワーク&パシャパシャのパンチ&クリンチワーク。

左レバーブローを時々放つ。
あれも簡単にいうと、ジャッジへの好印象を装うポイントゲーマーだと捉えている。
それを貫ける意思も、また良し!
だと、僕は思っていた。

それが、ここ数戦の試合を見ると、変わってきている。

ポイントゲーマーの部分は、一緒だ。
簡単に言うと、フットワーカーじゃなくなってきている。
中途半端に、ボックスしている。
やっぱり、スラッガーへの憧れというのは選手なら誰もが持つ。

それが、違和感に感じた。
マクドネルは、堅実なボクサーだ。

ディフェンスをしてからのリターンで当てていく選手なのが、彼のスタイルの軸だ。
でも前回、マクドネルはダウン後の中盤から、ミドルレンジより詰めた所で、

コンビネーションを放って、ポイントを逆転させていった。
クロスレンジでもボクシングができるマクドネルが勝利した。

(前回の試合後に、そんな事を書いたような…)
亀田和毅は、攻防分離型だ。

ガードを固めてしまう。

ポイントを与えてしまうわけだ。

多分、接近戦は苦手なのだろう。

接近戦で、亀田和毅は立体的なパンチのコンビネーションを見た記憶が無い。

アッパーやフックを打つにしても、貝のように閉じた所から、単発だ。
防御意識の高さと捉えれるし、顎の脆さとも捉えれる。
これも自分の弱みを掌握した、亀田和毅の強みとも捉えられる。
クリンチワーカーであり、

フットワーカーに戻れるのか?

をテーマに、僕は眺める事にしていたマクドネルとのリターンマッチ。
結果は、、、また、際どい負けだった。
僕の会社に一人、ボクシング好きであり、阪神が好きな方がいる。
その人に、言いました。
「イスマエル・サラスが付いた事はマイナスになってると思います」と。
これだけで、どこまで伝わったのか分からない。
親子で忌憚なく、本音をぶつけ合いながら、自己分析・考察をしながら取捨選択をしてきた。
亀田史郎さんのトレーニングは、

基本的に、体技心における最重要項目。

「体」と、キツイ練習を創意工夫して楽しんでやる事を学ばせていた。
僕は、それを是としていたし、今も変わらない。
近代的な環境だけが優れたものでは無い。

世界チャンプを傍らに、一緒にやるのだけが優れた練習では無い!!
地道に積み上げ続けた体幹トレーニング、

ボディーバランス、

そして無尽蔵に戦場を走りきれるスタミナを築いてきていた。
その基盤が崩れているようにさえ映った。
フットワーカーとして走り回らないのは、もうバンタム級の身体では無い事の暗示なのだろうか。

  それは、さすがにYouTubeの試合動画だけでは分からない。

亀田和毅は、若い。

だから、余計に難しいところだ。
側で見ていて、進化を感じている面もあるのだろう。

勝利至上主義の中で生きている選手は、

何かを取れば、何かを捨てる時も必要だ。
原点回帰、、、この言葉は、ある意味”落ち目”のものが取る手段にも思える。
原点回帰ではなく、もう一度、見つめなおす事が必要な時期なのだろう。
この敗戦により、ますます崩れるのか?

この敗戦を財産にして、良かったと思える日が来るだろうか?
どうなるのか。。。

考察しがいのある一戦だった。
親子で、格闘技の道を歩いている方は、特に考察するべき一戦に思う。

  

名トレーナーが就く=強くなるわけでは無い。

そして、基盤は忘れない。

僕は、考えすぎなのかな??

そんな思いです。

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