三浦隆司の誇り高き敗戦。

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三浦隆司は毎試合、序盤がカタイと書いた。

予想は書きたくないとも記した。

嫌な予感がするとも書いた。

KO必至のマッチメイクで、起こるべくして起こった、

これぞ格闘技の醍醐味という試合だった。

三浦には、攻撃センスがある。

このセンスというのは、迷いのなさだ。

それを活かすのが、突進力とタフネスと体力だ。
そこにヘッドムーブがブレンドされて、ディフェンスとオフェンス面における相乗効果を得た。

フランシスコ・バルガス、、、ブログで書いた後に改めて過去の試合をチェックしたが、とにかく好選手だった。

ザ・メキシカンボクサーだ。

ガードも堅実で、左の上下はスムーズ。

一撃の強打者ではない事を理解したコンビネーション・パンチャー。

と言っても、真正面から真っ正直に打ち合っている選手ではなく、

頭の位置は、相手のサンデーパンチに気をつけるように持っていく、堅実さも持ち合わせていたのが印象にあった。

見ていると、フェリックス・ベルデホのような抜きん出たスピード、

バネは感じない。

パワーもズバ抜けてはいない。

こういう選手こそ怖い。

アマチュアの時から、多種多様のボクサーと交えてきた自力。

自分の能力も知っている、、、という自力

戦闘とゲームを理解したバルガスは、総合力で上回っている確信があったのだろう。

で、試合はどうなったか。

冒頭に書いた通り三浦隆司は、カタかった。

が、三浦はプレッシャーをかける。
だが、プエルタ戦やディブ戦のような上体の揺さぶりが少ない。
で、バルガスがズルズル下がらなかった。
三浦のプレスに対して、臆する所がなかった姿は、堂々としたものだった。
そして、バルガスの右がクリーンヒット!!
そこから次のラウンドより三浦は巻き返す。
バルガスは手応えも感じていたはずだったのだろうか。

三浦の左の威力とタフネス、プレッシャーにナーバスになって、

正確性で優っているというゲームを選んでいく事となる。
そして、三浦は3ラウンドあたりから、上体を屈めたヘッドムーブを用いるようになる。
バルガスは、これを使われている間、手数を失う。
4Rのバルガスのダウンも、ヘッドムーブからの攻撃だった。
そして、三浦がラウンドを奪っていく。
バルガスの的確性あるパンチはヒットしていくが、

三浦の豪打の印象があるために、ラウンドを奪っているのだ。
でも、危うさはまだ続いた。
三浦は、コンビネーションをまともな、もらい方をしていたのだ。

  で、8Rの終盤!!

三浦のヘッドムーブからのフェイントが効いての左が決まった!

詰めれるかと思ったが、昔からの部分が出る。

真っ正直に行こうとしたら、クリンチワークで凌がれる。


そして、決着がついた9R。



ここが、すごかった。

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バルガスは、覚悟を決めていた。

今までの試合の流れとは違う、フォロースルーの効いたコンビネーションを振るってきた!!
見事だった。

左アッパー、左フック、ワンツー(ワンは距離を測定するというより右ストレートを目隠しすせるような前手の使い方だった)の右が急所を的確に捉えてもんどり打って倒れた!!

  三浦のタフネスを持ってしても、一呼吸で5発くらいのコンビネーションを叩き込まれたら、ひとたまりも無い。
しかも、ここまで三浦がラウンドを取っていたとはいえ、三浦はパンチをもらい続けていた。
バルガスは技巧の蓄積が実を結んだ。
そして、バルガスは躊躇なくメキシカンの立体的なコンビネーションで滅多打ちし、

レフェリーストップを呼び込む逆転勝利をもぎ取った!!
技巧の蓄積とか、逆転とはいえ、

最終的に勝負所の嗅覚を嗅ぎ分けていったのはバルガスの心だ。

日頃の鍛錬によって培ってきた体力とハートの強さで手繰り寄せた。

セコンドから、「このラウンドで行け!」と言われても、なかなかいけない。


バルガスは、現在の戦況を朦朧としつつ、
把握できる眼を持っていた。


勝負時の嗅覚を信じ、間違えなかった眼、


なにより迷わず突き抜けて突っ走れる意志!

ガンガンやり合う試合に見えるが、

その中にはバルガスの試合中だけでなく試合前も含めた
三浦隆司と自分の技術、体力を分析する頭脳を持ち合わせていたのだろう。
これは、天運か。
それは分からないが、素晴らしい試合だった。

三浦隆司はGBPから、もう一度オファーがあるかと思う。

悔しい敗戦だが、大きなものを得たようにも感じた。

ただ、、、三浦隆司は、ダメージを蓄積してきた選手だ。

この敗戦のダメージは、精神もそうだが、脳へのダメージも懸念する。
以前、何人かの選手の方と話をしていってた時に感じたのが

「むしろ、辞める方が勇気がいる」ということ。


結局、本人が納得するまで突き進むしか無い。
ここから、タフネスが落ちてしまおうと。

本人が悔いの無い所までやるしか無い。
辰吉も立嶋篤史も、

死ぬ間際に悔いが無いと言えるようにやっている。

誇り高き敗戦。

素晴らしい試合だった。

  
僕は、三浦隆司を応援したい。

でも、、、バルガスは、フェリックス・ベルデホに勝てる要素はあるのか。。。
僕には見つけられなかった。

だから、本場は凄い。

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です。
大岡 暁(おおおか さとる)と申します。

何卒、よろしくお願いします。

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