少し古いけど、スコット・クイッグVSキコ・マルチネスの感想。

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あっさりと決着がついた試合だった。

とはいえ、考えさせられる部分は多かった。

で、チョイスさせて頂きました。

  
この、スコット・クイッグ。

この試合は、キコ・マルティネスを挑戦者に迎えた6度目の防衛戦。

解説をされていた西岡利晃さんが指名挑戦者として迎えた事のある、

レンドール・ムンローからベルトを奪い、

引導も渡した選手が、、、スコット・クイッグだ。

キコ・マルチネスも歴戦の雄と呼んでも良いほど強豪との試合を、

異国・アウェーで闘ってきた男だ。
彼もレンドール・ムンローと戦っている。

何より、長谷川穂積をいつものファイタースタイルで叩き壊し、
また、昨年には同階級で最強候補のカール・フランプトンを、

相手のホームである英国にて防衛戦に選んだ。
過去に破れた借りを返してやる!!と言わんばかりだったが、

フランプトンは強かった。
キコ・マルチネスは、浜田剛史さん風な言い回しをさせてもらうと、
“戦うファイター”



というやつだ。
そんなマルチネスは、王者スコット・クイッグのホームグラウンドの英国に乗り込んで、

挑戦の道を選んだ。

スコット・クイッグは、攻防兼備の無駄の少ない強い王者だ。
ぱっと見は、痩身に見える。
だが、均整のとれた体型。

筋肉も良い形で付いてみえる。
構えもしっかりしていて、軸にブレを見せない。

それは大竹戦で、改めて痛感した。
少しアナログっぽいファイターのキコ・マルチネスが、

スコット・クイッグという、、、これも浜田剛史さん風な言い回しをすると

“ボクサー・ファイターという言葉がありますが、彼の場合はファイター・ボクサーという感じですかなっ!”


だ。

ファイター・ボクサーのクイッグと、どういう決着を見せるのか、楽しみだった。
キコ・マルチネスは、自分をよく知っている。

そして、戦闘とは何かを知っている感じだった。
試合展開から、キコ・マルチネスがキコ・マルチネスたる所以を感じさせるように、

開始早々から、

前へ前へと頭を振りながら、ノッシノッシと歩んでくる。
先手を取っていく、
ジャブ、、、そして

上下に打ち分けていく。
クイッグの過去の試合も見て分析しているのだろう。

前半をプレッシャー&防御専心で行き、

後半で行っても、
クイッグのペースから手繰り寄せるのは難題である事を。

そしてアウェーの地で戦ってきた経歴を持つマルチネスは、

そういう甘さは許されない事を理解していたのだろう。

どこかで組みあったりした時には、

レスリング行為なり、

やれる事は全部やる気だったのではなかろうか?
フランプトン戦で、そういう気概は十分に感じ取れる戦士だった。

マルチネスが突進しながら、上下に打ち分けていくのに対して、

クイッグはクレバーだった。
ガードをしっかり保ち、ただ腕を上げるのでは無く、

しっかり見てブロックしたり、

パーリーをしてパンチを落としていった。
なおかつ、サークリングをしつつ、距離を置いて斜めに動く事を忘れていなかった。

真っ直ぐ下がったら捕まるから。


肘を内側に絞り、ストレートを通さ無いように自制した戦い。


これが、本当に難しい。


脚を使ったディフェンスを行うと、ガードワークが緩くなる。


上体も動かせなくなる。


ガードワークで防御専心にすると、

ステップワークが落ちて、止まって受け止めてしまう。

とまったら何がある??

マルチネスの曲線系のパンチ、アッパーやフックだ。



スコット・クイッグは、上手く戦っていた。
2Rに入り、マルチネスはさらに来た。

スコット・クイッグも少し止まって受け止めた。

クイッグも打ち込む。

そこからのサークリング。
そして、またマルチネスは手を出して前進。
スコット・クイッグは、止まった。


マルチネスの打ち終わりに、どっしりと構えた右アッパーでカウンターを決める!!

この一発で、マルチネスの足元はグラグラになる。

  
クイッグは、何の躊躇もなく一気に詰めた。
左右のフックのみで、殴りつけていくという荒々しさを見せて。
こういうやり方は、一見危険に見える。
でも、クイッグの中では確信があったのだろう。


勝負師の嗅覚が働いたのだろう。


ニオイのある方へ向かっていったのだろう。


“機を見るに敏”


だった。



そして、足元がグラついたままのマルチネスは防ぎきれずに右を浴びせられて終わった。

スコット・クイッグの完全勝利だった。

この男は強い。

マルチネスのパンチは、重くて固くて痛いだろう。

それに対しクイッグは、

サークリングしつつも、ブロッキング、パーリーをしながら捌く姿。

そこに、全くのブレを感じなかった。

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また、クイッグのフックをただ浴びせていくシーンも、

身体の軸が真っすぐになっていた。

ブレが無い。
だからこそ、強打が続くし、遠心力が効く。
足腰も相当鍛え上げられている証拠だ。
リゴンドーと比べると遅い?
そんな事は無いと思う。
なんとも言えない。
本当に考えさせられた。
和氣慎吾が、クイッグに挑んだらどうなってしまうのか?を。

このあたりは今後、書くか検討したいと思います。

英国で戦ったら、、、間違いなく厳しい。

日本人の狙い目は、実はノニト・ドネアじゃないのか?と思ったのが感想だった。
あと、もう一点。
僕はキコ・マルチネスが好きだ。

ファイターだからという理由ではない。


アナログっぽさを感じる所だ。


プロボドニコフもアナログっぽくて好きだ。



そんな、マルチネスが2Rで倒された。
以前、フランプトンにもダウンさせられてもいる。

好戦的なスタイルの選手が倒されてはじめると脆くなる。
でも、彼は辞められないんじゃないだろうか。

“辞める勇気
“というのも、また難しい。
そんな事を感じた試合だった。
もうすでにマルチネスは、再起2戦もこなしている。

戦いが好きなのだろう。


“辞める勇気”、、、要するに、納得するまで行くしかないのだろう

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