友達Hが仕事で忙しいと。じゃあ、僕が書くしか無い。 ヤスユキVSゴンナパー・ウィラサクレック

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友達Hが、仕事で忙しいと連絡があった。
会議も夜遅くまで続いたと。
で、どうしようか?と。
こうなったら、ぼくの目から見た

“ヤスユキVSゴンナパー・ウィラサクレック”

の感想を書くしかないと。
好き勝手にやらせてもらうしかない、ぼくの日記だ。

では、どうぞm(__)m
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ヤスユキという選手。
私が、初めてドロップアウト・キックボクシングジムに行った時だったと思う。
彼が言っていた言葉がある。

「究極は、ロボットなんです」


と。

ヤスユキは、戦況を測る眼、
そして、その冷静極まりない分析する視線、
俯瞰に試合を見つめ、
計算する部分が参考になる選手だ。
真剣勝負は、勝負時を見間違えてバンザイアタックをしたら終わりだ。
堅固に自分を貫く意志、

「ロボット」なら、「堅固に自分を貫く意志」へと無心に向かっていける
という事なのだろうか。

  例えば、強引に来られて、前半ポイントアウトされたとする。
ここで、ダメージング・ブローへの趣きへと意識が強まり、打ち合ったりする。
それを戦況を見て、

回転を活かして、

軽めのパンチの連打でポイント集めに行く事が出来る選手もいる。

一か八かの勝負は、
ドツボにハマり、
墓穴を掘る可能性を生む。



勝負師は、競技力と戦闘力の見定めが必要となる。
己を律し、自制して、勝利を手繰り寄せなければいけない時がある。
それには、技術も必要だ。
だがクールに、頭脳明晰に、自分と相手との相対性を見据える心もなければいけない。
ロボットになれれば、明確な答えを導ける、と。
相手の思考する事、性格も解析する力。
これが究極だと。
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で、ヤスユキVSゴンナパー・ウィラサクレックについて。
ヤスユキのリードジャブは決まっていた。
フェイントから真っ直ぐのもの、
下から縦拳のようにして突くジャブ、
右手のガードを叩いてからのジャブ、
ゴンナパーの打ち終わりに返すリターンジャブなど。
腕をひき切らずに打ったりもしていた。
改めて、ジャブの種類が多い選手だ。

サウスポーのゴンナパーに対して、ヤスユキは、

右からの攻撃がもう少し多くなるかと思ったが、

蹴りは右ミドルを主軸だが、

パンチは、いきなりの右から繋ぐ形は、

本当に限られていた。
何度も見せられない、手の内を晒せない現実があったのだ。

右から、ばかりになるとネタがバレてくる。
試合はヤスユキが、常にプレッシャーをかけていく形だったが、

ギリギリの距離で互いに牽制し合う。
ミドルをスウェーでスカして、リターンをどちらが取れるか。

数センチ前にいけば、スウェーでかわしきれない緊張感。

どれだけ軸をブレさせずにスカして、

リターンの速度を速めるのか、という試合だ。
前に突っ込んでいけば、ヒジのカウンターが待っている。

だからと言って、同じ攻防をしていれば見切られる。

ヤスユキは、パンチのコンビも見せる。
でも、ボディはなかなか打てない。
深く踏み込まなくてならない。
サウスポーは、懐が深い。
右の前手が行く手を阻む。
それも何度も出来ない。
ゴンナパーは学習能力が高いから、リスキーな技は何度も出来ない。

試合は、ヤスユキがリードジャブで序盤捉えていたが、
中盤から、ミドルの蹴りの刺し合いでは、

スカされた後に背中、尻、胸元を蹴られる形がヤスユキが多くなる。

4ラウンド、ヤスユキは少し距離設定を短くしたと思うし、

ゴンナパーも、このラウンドをすこしずつ下がる形をとるのをやめていた。

下がるのは良くない、と。

この4ラウンドを取って、手繰り寄せようとしたのは二人ともだった。
スウェーバックで、スカしきれずに胸元にもらう形がヤスユキに多くなったのは、
距離設定だ。

ほんの数センチの距離で印象を変える試合になる。

ギリギリの神経戦だった。
最終ラウンド、ヤスユキはパンチをコンビで放つ。

少しリスキーなものを選んでいた。
左ボディから右も見せた。
ゴンナパーは、リングを駆けずり回って逃げることをせずに、
堂々とヤスユキと三分間やりきる。
個人的採点では、50-48か47で、ゴンナパーの完勝だった。

  

おめでとう!ゴンナパー!!
ヤスユキを応援していた人達が僕の周りにはいた。

悔しがっていたり、、、

哀しんでいたり、、、。
ヤスユキに、想いを馳せていたのだろう。

僕は、、、全然哀しくなかった。
「また、生き延びた。

センチャイ戦より強くなった。

これで、また強くなる。」
と思ったから。
スラッガーとしてのヤスユキは、

NKB時代より目減りしていってるかもしれないが、

勝負師としての能力は、どんどん高まっている。

それを感じたから。

そして、身体が大きくなったように見える。

結果的に鋭さは増してきていると感じる。
それと哀しくならなかった理由は、もう一点。
僕は、ボクシングとキックボクシングは別物だと思っている。
競技性について言いたいのではなく、

キックボクシングやムエタイは、
「プロレスやPRIDEに近い」と。

ボクシングは、

一敗という重責がのしかかる。
一敗が、世界の頂への道を一気に遠のかせる。
そして、誰と戦ったかも大事だが、まずは世界王者だ。
そこから突き抜けた時に、トリニダードやデラホーヤのようなベルトよりも選手名が勝るようになっていく、、。
だが、キックボクシング・ムエタイは違う。
敗戦が軽いわけではないが、敗戦がチャンスになる量が多い。
物語に、財産にと、する度合いが大きい。
そして、誰と戦ったのか?の方が問われると僕は見ている。

ムエタイは、ラジャ、ルンピニーの何冠王にもなって海外路線の戦士になって、スーパーファイトをしてこそかな、と。

キックボクシングのベルトは、どれが最強かがキックボクシングを詳しく知らないので、

オマケという状態に見える。

だから先ほど書いた、

誰と戦ったのか?



の方が問われる、と僕は見ている。


だから、「プロレスやPRIDEに近い」と。

ラジャ、ルンピニーのベルト以上のものが「誰と戦ったのか?」で問われるように見えてしまう。
難しい世界観だ。

別競技といえば良いのだろうか。



そういう解釈が僕の中にはあるので、ゴンナパー戦は
完敗だったが、


“明日への勝利”という確信が見えた
のもあり、
余計に哀しくならなかった。
生き延びたから。
嬉しく思えたくらいだ。
ーーーーーーーーーー
で、改めて思った。

冒頭のロボットの話。
ロボットでは勝てない相手が、僕はいると思っている。
ボクシングでいうと、全盛期のSフェザー級時代のパッキャオや、

フロイド・メイウェザーだ。
何故?

野性の本能で、その瞬間を射抜くからだ。

野性の感性、、、今まで日々精進、鍛練し作り上げたパンチの打ち方をしていないもので倒す場面があったはずだ。パッキャオは。

ポジショニングを本能で捉え、

相手の心の趣きを察知し、

オンガードの位置を見つつ、

ベストショットを打つ。
そのベストショットが、練習してきたもののフォームとは違うものでもいいから、打ち込んでくる怖さを持ったセンスの選手というのがいる。

ベストショットは、ベストフォームで出るものとは限らない。

相手を崩せば、ヘナチョコパンチでも倒せると思っている。

これができる者は、

野性の感性の持ち主だ。


そして、これがロボットを破壊するのだ。



だから、以前のパッキャオは本当に怖い存在だった。

現在の国内での在日タイ人で、それを持った選手は一人だけいる。
ゴンナパーより強い男。

ゲーオ・ウィラサクレックだ。


ヤスユキも、この男と交える時は、意外性のあるパンチによって、

もらう事を覚悟しなくてはいけないし、

ダウンもするくらいに思っておいて挑まないといけない。
そういう窮地を陥っても、

巻き返せる方法を考える、

心の強さが必要な相手だ。
だから僕は、だいぶ前に彼に

「ゲーオには勝てないと思います」と言ったことがある。
まだ、勝てない現状も痛感したが、

ゴンナパー戦で大きな財産を手に入れたと、僕は信じている。
ロボットを超える強さ。
ゲーオと交える日が、いつか来るのか。

  

〜take me to the top〜

「頂」に連れて行ってくれ。

もう、ムエタイ都市伝説では無い。
至高のムエタイ戦士・ヤスユキが完成する日は近づいている。
ーーーーーーーーーー

おまけ。
キックボクシングについて書かないと言ったはずじゃないか?と言われるかもしれない。

前言撤回は、成長だと思っています。
まあ、ヤスユキの試合だからこそ書くわけですが(~_~;)
なんとでも言ってください。

友達Hの記事も後日アップします。

それ以降は、ボクシングの記事を書きます。

ノニト・ドネアについて書きたいなーと思ってます。

ボクシング・Sバンタム級は、おもしろい!!
ーーーーーーーーーー

興味がある方はお仕事募集もしております。

連絡先は、
tel:09015772929
✉︎felix.trinidad@i.softbank.jp
です。
大岡 暁(おおおか さとる)と申します。

何卒、よろしくお願いします。

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